仕事でもなんでもね、無理をして居場所を作ることが、キライだ。
最初の社会経験で、広告の仕事に携わったことがとても影響していると思う。
テクニックってきっとあって、惹きつける最初のキッカケにはなるだろうと思うけど、結局つづいていくには、本当の”何か”がないと捨てられちゃう訳で、上手なお見合いとして、広告のようなテクニックが活躍するのはスバラシイ!と思う。
必要としている人と、提供できる人がうまく出会うために、
知恵をしぼって時間をさいて、効果が出たとき「よかった~」と思う。
それに対しての報酬があれば最高だ。
そうじゃなくて、ウソまでつかなくちゃいけなくなった時、ウソまでいかないけど、続けていくための..が先にくるコミットをするのはいやだ。
逆に必要だってことがジワっと感じられたり・伝わってきたら、
どうであろうと関わろうと腹をくくりたい。シツコイって言われても(笑)
そうじゃなきゃ...、ガキくさいけど、こっちからゴメンだー(^^ゞ)
アイルランドの青春バンド映画「The Commitments」。イカした映画だ。
ずいぶん前にみたっきりだけど、すごい好き!無名の名作だと思う。
グダグダで飲んだくれのボーカル・デコ(歌がウマイ!)に、
おっさん・トランペッター、変なドラムスとキャラクターがいちいち、濃い。
近所のカワイコちゃんで寄せ集めたコーラスガールと恋のゴタゴタがあったり
やんちゃ者のデコが騒動ばかり持ってきたり。
本当はこんなふうに、グダグダなもんなんだ。スマートなわけがないよ。
主人公のジミー、仕掛人でバンドマネージャーなんだけど彼がすごく、イイ。
ラスト彼の夢はくだけるけど、なんて清々しいイイ顔をしているんだろ。
誤摩化して続けても、もう面白くないって、わかっちゃったんだよね。でもこの次かもっと先かわからないけど、きっとピッタリ、自分の夢に照準を当てていくだろうなって、そんな表情で終わっている。
こんな青春をおくれた人は、本当に幸せだろうと思う。
素晴らしいソウルナンバーを白人が嬉々として歌っている。愛情たっぷりに。
アイルランド版「ブルースブラザース」だね。最高だー。