青い GAMBARIYA SAN
ここのところ立て続けに、何人かの方から
「がんばりやさんね」、「頑張り屋だから、、、」
などと言われてしまった。
相手はきっと、ねぎらって、または心配して言ってくれてる。
でも、正直に言わせてもらうと意外だったのと、あぁ無念、な感じ。
好きな事や何かに没頭してしまうと、他の事がどうでもよくなってしまい
時間にルーズに成りがちで、うっかりミスが多い。わたし。。
ちーーーーっさい頃から。
忙しくなると、これが頻発してひどくなる。
ムキになることもあるけど、わりと大雑把。
こだわりは凄くあるのに、どうも仕事に活かせてない。
こうやって書いていると、ダメ人間?かと心配になる。。。
ただ、働くことはわりと好き。
というか好きなことでお金をいただく人生を歩んでいる。ラッキーにも。
仕事になってしまうと、楽しい事ばかりではなくなっちゃうけどね。
社会人になった頃から、子供じみた、でも譲れない美学があって、
ルパン三世のように、どんなにハードな場面でも
ユーモアをもって軽口をたたいて、余裕なフリをしていたい。
笑い飛ばしていたい。ほんとはどんなに辛くても。
それが私の目指すカッコイイ大人だった。
でも、出来ない事まで「できる」と安請け合いするのとはまた違う。
それは失敗を重ね、先輩に本気で叱ってもらいながら一個づつ覚え、
そうではなく、真面目に働いて大変なのは当たり前なんだから、
出来るだけ最後まで笑っていられる人になろうって思ってた。
むか~し流行ったドラマの探偵モノで、こんな歌詞の歌があった。
♪運が わるけりゃ 死ぬだけさ、死ぬだけさ
って。子供心に強烈で、こんな風に軽やかに飛び回りたいって思った。
不謹慎とか、空気をヨメナイのとはちょっと違うんだな、これは。
美学なんです。
「戦場でこそ、多くのユーモアとジョークが飛び交った。」
って、映画「ハンバーガーヒル」のセリフだったかな?うろ覚えを書いてごめんなさい。
でも本当に、ユーモアは生きるための必需品だと思う。
逆に笑う気力の少ない ひとは、とかくこの世は生きづらいと思う。
なので、、、、「がんばり屋さん」なんて言われると、、、
なんてこった、恥ずかしい!!!!
・・・・訳なんです。まったくルパンになんて成れてないんです。
丸見え、ね、丸見え。必死のパッチが丸見え。。。
もう、ダサイです。粋じゃないです。隠れてしまいたい。。。はぁ~
でね、結論は「がんばらない」ではなくて、
もう少し見栄をはってみたいなって、ね。
学生時代やデザインの仕事を朝方までやりながら毎日必死に生きてたころ
よく口にしてた“美学“って言葉。
ヨガを始めて、「ナチュラルに」とか「自分のそのままを受け入れて」とか
そんな言葉に洗脳されてたかもしんない。いや、それはそれで大事なことなんですよ。
でも、カッコつけないで、文句垂れ流しってのとは違うよね。
カッコつけたいじゃないですか。
バカでもいい(笑)武士は食わねど高楊枝。なんか思い出しちゃった。青かった頃の自分。
そんな風に青いままで、でも正直に腹も割れて、そして信頼できる。
そんな人間になれたら、、、、かっこいいです。
さらに欲を いえば、チャーミングであること。
青くてハッタリかまして、でも悪いウソではなくて、愛があること、可愛げがあること。
うん、やっぱ 欲張りかもしんない。けどねー
けどねー
けどねー