"I Got You"
このチカラの抜けかた、ステキ過ぎません?
ジャック・ジョンソン。
彼のサーフィン姿は最高ですが、ボードももういらなくて、
カラダひとつで波に乗る、、、というか、波とじゃれ合う
ボディーサーフィンをしている姿を見ると、
この人、ハーモニー体操やフェルデンクライスと、
同じ事を独自にマスターしているんだろうな、と気づく。
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わたしのカラダワークの原点は、小学生から中学にかけて、
唯一真面目にやったスポーツの水泳。これが大きく影響していると思う。
急げば急ぐ程もたつく手足の、力みを抜いた方が水がしっくりカラダに巻き付いて、
すんなり前へ前へと押し進めてくれる そんなふしぎな感覚を、
誰に習うでもなく、自分のカラダで感じとって発見していったものだった。
静かに興奮する感じ。冷たい水のなかで汗をかき、荒い息に火照るかんじ。
この感覚は学校の勉強よりずっと、強烈にあたまに焼きついていて
毎年夏がきて、大会のためのハードな練習が増すごとに
わたしをおマセさんにしていったような気がする。
自分で サグルことの原点は、競技としてスピードを競った、水泳に教えてもらったと思う。
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そして先に書いた、”けのび“ の、抜けは抜くほど増してゆく摩訶不思議。
ミヒャエル・エンデの「MOMO」のよう。
「急ぐときほど、ゆっくり。」
わたしの泳ぎは、大きな競技場のプールで見ればみるほど、
しぶきがたたず ゆったりと滑ってゆくような 時間が遅くなったような泳ぎ方だったそうで、
友達のお父ちゃんに「アッちゃんのファンになった!」と言わしめた。
当時小学4、5年の頃だったと思う。未だに覚えているってことは、相当嬉しかったんだろうね。
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夏の水辺は、子供が大人にちょっと近づいてしまう ドキリ☆が、いっぱい散らばっている。
今年もまた一個、大好きな夏をつかってしまう。
めいっぱい、楽しみたいね♪