ぼくんち

ウチの前は、都が所有してる二軒分ほどの土地でスコンと視界が開けてて
この季節になるとあっとゆ~まにブッシュのような緑地が出現。
子どもの背丈程の草がぐんぐん伸びていく。
今日みたいな天気がよくって風の爽やかな日は、
さわ~ さわ~ と葉っぱの音が心地よいんです。
こんな日はラジオも消して、この音がBGM。
まるで都会をはなれ田舎にきちゃったようなゆったりした心地。和みます。
夏は2回か3回ほど、一日がかりで草を刈り込まれるんです。
見るも無惨に地面があらわになって一見切ないんですが、、違うんですよ。
これがまた朝っぱらから賑やかになります。
ちゅんちゅん ぴーぴー いろ~っんな種類の鳥たちが大騒ぎ。
刈り込んだ地面に虫だったり種だったり、
どうやら食べ物がいっぱい落ちているらしいんです。
三日間ほど、お祭りのような賑やかさで笑わせてくれます(^^)♪
この緑地まがい、変な建物に変わらないでこのままでいてほしいな。
きっと近所の鳥たちの間では、ある日突然出現する
「桃源郷」とか「シャングリラ」とか「エル・ドラド」とか、
そんな名前でウワサされてんじゃないかと思ってんです。アタシ。